自分で自分の世話をする方法

世の中には、さまざまな療法がありますね。

タオライアーに出会うまで、わたしもたくさんのセラピー、グループ、講座に出ました。

そして、こうした学びには終わりがありませんし、新しい理論もどんどん出てきます。

今日は、富山市は山室のみちたる処【碧庵】にて開催されている

自律神経系講座 で学んだことを元に、わたしの言葉で、これをご紹介していきたいと思います。講師の松倉さんは20年間精神科クリニックで、カウンセラーを勤めた経験豊かな方です。講座についてお問い合わせは松倉さんまで。(連絡先はこの記事の末尾に掲載しています。

「自律神経系講座」

富山市は山室のお茶室 みちたる処「碧庵」にて、毎月開催されています。

お断りしておきますが、

マナさんの講座の基礎になっているのは、以下のさまざまな理論と、講座での研修などなど、ほんとうに多岐にわたります。

・『多重迷走理論』ステファン・ポージェス 

・ ソマティックエクスピエリアンス ピーター:リヴァイン

SEについてはたくさんページがあります。ググッてみてください。

・愛着障がいを癒すタッチスキルトレーニング (テレール博士)

さらに、

・浅井咲子さん

更に、この理論自体が進化中のものであり、この講座でマナさんがお話されることも、その場にいる人に向けてのお話です。それを踏まえてお読みください。

パニック障がいなどのトラウマ的な症状、たいへんな思いをされていると思います。でも、自分で対処できることあるということを広く知って欲しいということ。

もちろん、段階によります。だれにでも適応するものではないのでご注意ください。

段階によっては、自分でできることがある

まずはこのことをインプットしてみる。

そのために書いています。

わたしなりに理解した範疇でのさらにほん一部のシェアとなります。

できる時は、自分で自分の問題を解決することを伝えることが身上です!

言葉にする中で、かなり咀嚼して書いています。

鍵は、

自分で自分の世話をする。

体調管理と同じ、心の状態も、管理できるとしたらどうしますか?

理屈が分かると、なるほど~ととても納得します。

実際、

自分で自分の気分をマスターできるとしたら、

それはとても楽な人生になりそうではないですか?

今、こうして書いていても、さっきまで首が痛かったのがうそのように良い感じに流れ始めました。

そうなんです。意識の持ち方を変えるだけで、体がすぐに反応を始めます。

今のわたしの場合は、「そうだった、自分でできるんだった」と思い出すことでした。

意識から身体へ、そして、身体からのアプローチ療法が可能です。

自律神経の働きについて、副交感神経には2つ働きがあること

自律神経に、交感神経と副交感神経がありますが、

副交感神経に二種類あって、腹側迷走神経と、背側迷走神経と2つが観察されてるということ、どうやったら分かりやすく伝わるかな~と試行錯誤ですが。

よろしければ、最後までじっくりお付き合いください。

実際には、講座にご参加されて学ばれるのがなによりと思います。日本語訳の書籍もありますからそちらで学ばれるのも。

【導入】

常々、思っています。

気分、それは何気なく使っている言葉ですが、

ほんとうにそれこそがなにより大切なのではないか

と。

雰囲気とか、居心地と並んで、気分。

良い気分でいるか、

嫌な気分でいる

どちらがいいかといったら、絶対 良い気分ではないですか?

では、良い気分とは何でしょうか?

良い気分になるために必要なことってありますか?

好きな人と居ること?
好きな仕事やアクティビティをすること?
おいしいものを食べること?
なにかでよい成績をあげたり、収入が増えること?

そんな
外側の環境の因子に左右されることだけでしょうか?

それ以外にもありますか?

楽しい映画をみるとか、読書をするとか

内面が豊かになること。でも、

これらもまたきっかけは外側に因るものですね。

もしも
内側から良い気分を作り出すとしたら、

どんなことが可能でしょうか?

瞑想?

そうですね。

呼吸して、いまここに意識を向けることで

気持ちが楽になること多いです。

嫌な気分がしているときにも、

気持ちや思い方を切り替えて、

良い気分に変えることができるとしたら?

自分で自分の気分の責任を取るということ。

そのための

エクササイズがあります。急いでいる方は先に最後の【エクササイズ】へどうぞ。

一つずつ丁寧に説明しています。

まずは、意識レベルでの理解から、順番にお伝えします。

【交感神経】

は、目覚めて、わくわくすることや

興奮することをしているときに活性化していますね。

逃げる、闘うなども、ここです。

そして

【副交感神経】

は、リラックスしたり、休んだり、

眠くなるときに活性化していますね。

ところが、最近は副交感神経にさらに2種類が

あると言われているというのですね。

それが【腹側迷走神経】と、【背側迷走神経】の2種類です。

これらと、脳との絶妙なかかわりから、

トラウマを捉え直していきます。

(最後の【エクササイズ】を順番どおりに

行うと、【副側迷走神経】が活性化して、深くリラックスします!)

【腹側迷走神経】

は、くつろいで、安心感とともに、

周囲と繋がり、楽しい、安全、といった感覚を司っています。

これは、顔にたくさんあるので、【顔ヨガ】や、【表情筋エクササイズ】で

とてもリラックスするのは心にとっても良いことなんですね~安心感に包まれねむ~くなります。

(ここのところ、わたしがやたら推している
表情筋エクササイズはそういう意味がありました)

同じく碧庵にて、一柳桂子先生を招いての「表情筋エクササイズ」という講座があります。(近いうちにリンクを張りますね)
4回シリーズ。2019年もまた開催されます。お薦めです!

一方で

【背側迷走神経】

消化休息という重要な場面を司る神経系になります。

ここで、人間の精神の波を小さい波から大きな波へと

変化していく様子を横並びに書いてみます。

眠り・休息・消化 ⇒ 安心感 ⇒ わくわく
背側迷走神経   腹側迷走神経  交感神経

   ここで、野生動物の場合、

 闘い ⇒ 危険に際して凍りつき・シャットダウン
交感神経 ⇒  背側迷走神経 

ということが起こります。

これと同じことが、人にも起こっているというのですね。

つまり、闘いや、生存を脅かす存在に出会ったとき、

フリーズする、凍り付いて固まってしまう、

というのは、

交感神経が暴走するのをクールダウンする働きがあり、

命を守っているのだということなのです。

そして、動物の場合は、生命の脅威に出会ったときの恐怖などを身体にためこまずに、

「震え」などで、体外に出す

ということをしています。

なので、人も、震えや叫び、といった表現することはとても大切なこと

なのですね。

エクササイズをすることで、緊張を解くことができます。

身体に残った記憶が、トラウマと言って、

いま、その危険が目の前にあるわけではないのに

身体に緊張を起こさせることがある。

エクササイズをすると、

腹側迷走神経を活性化させるので、

一つの解決策を図ることになります。

身体に緊張を感じたら、エクササイズをすること、おすすめです。

【腹側迷走神経の働き】について補足です。

別名「つながり神経」

この「つながり神経」はまだまだ若く、わたし達哺乳類、中でも顔の表情が動かせる私たちに特有のもののようです。

興味深いですね!

このつながる能力で、ものごとを「話し合い」で解決したり、表情を読み取ることで、「生き延びる」ことができるようにもなったのです。

ところが、このことができるようになったために新しいストレスも生まれました。

相手の表情を読み取りすぎて、逆に血圧、心拍があがるなど。

よくわかりますね!

また、興味深い説では、

たとえば、摂食障害や、アルコール依存症など、これらは、交感神経が強く働きすぎるのを沈めるために食べたり、飲んだりしてしまうという

こともあるのだそうなのです。

食べることで

消化のために背側迷走神経が活発になる。

そのため身体が防衛のために行っているという側面もあるようなのです。

だから、依存症になってしまった家族やご自身でも、そうか~という風に見てあげる事ができると、なにかが変わりそうですね。

受け入れることの一つの在り方、というか。

(でも、ここで、受け入れるだけではなくて、解決策まであげてあるので、最後までお読みくださいね。)

受けとめ方はいろいろあって、難しいところもあります。

傾聴とか、興味のある方は、どうぞぜひ、ハートから聴く瞑想を試してください!

また、今回、学んだこととして、特記したいのは、

手術などで身体に傷がつくと、身体にはその痛みの記憶が残る。

それが何かのきっかけで暴走することがある。

それを癒そうと、身体が焦ってしまったり。

記憶に無くても、身体にはあるという説です。

確かにあるかもです。
記憶には無くても、身体にはあるかもしれないですね・・・

こちらの場合も、これからご紹介する簡単なエクササイズを

順番に行うことで、回復を促すというのですから、すごいです。

実際にやってみると、ほんとうにこれは、効果大ですよ。

ふ~~~~っとくつろぎます。

マナさん曰く、「トラウマの無い人はいない」

「そうかしら?」と思いましたが、実際にやってみると、

何か分からないけれども何かが開放された、という体感がありました!

ぜひじっくりとゆっくり時間を取って、向き合ってやってみてくださいね!

【エクササイズ】

①まずはほっぺたをふくらませてぶ~~~っと言います。
  BRRRRRRRRRR(唇と身体が振動する感じ)

②顔の中央に 顔のすべてのパーツが来るようにぎゅーっと寄せる。

ゆっくりと元に戻す。

③クッションなどなにか柔らかいものをにぎって、ゆっくりと放す。

④ふぅ~っとため息をつく。

⑤周囲をきょろきょろ見回す。

ーーーーーー

以上です。

たったこれだけ?と思いますよね。

ほんとに、そうなんです。

これをこれから意義など、解説していきますね。

頭で理解してからすると、また違います。

5つの順番を守ることもとても大切。

開放されます。

緊張やパニックになりそうになってしまったら

あるいは、なにかずっとある緊張から開放されたい、と思ったら。

やってみます。

なぜなら、

とても理にかなっています。

①ですが、 まずは、震えでもって、

背側神経の凍りつきやショックや緊張から

穏やかに抜け出します。

脳幹の部分に、爬虫類脳と言われる古い脳が

ある。動物は恐怖を体験したら、しばらく、

凍り付いてじっと動かないが、自分で震えて

恐怖を開放し、復活する。

このことは、数年前に、台湾在住カナダ人瞑想家ゴパルのトラウマ開放のトレーニングで学びました。

トラウマ開放トレーニングで習ったこと

は、腹側神経や背側神経ではなくて、

「境界線をつくる」ことや、

「タッチ」することで、クライアントのトラウマを解放

していくことでした。

「タッチ」の場所は決まっていて、触れ方にもたくさんの

お約束がありました。

そして、言葉によるワーク。

それは今、わたしがタオライアーヒーリングをする際に

使っているものです。

「もしも、今ある問題が無いとしたら」

身体がどうなるかを感じていただきます。

実際にタオライアーを受けているときは、確実にその

問題は目の前には無いわけですから。

そして、そこで体感を言葉にしていただきます。

そうすることで、再現性を高めています。

②~④、顔の筋肉を刺激する、

縮めて、ゆっくりと戻す。5秒はかけてくださいね!

これをすることで、腹側迷走神経を活性化します。

⑤さらに周囲をきょろきょろと見回す動作で、周囲とのつながりを思い出す。

「いまここ」にもどることをサポートしてくれます。

納得します。

このように意識しながら①~⑤までのワークを

行ってみてください!

まとめ

日々生きているといろいろなことがありますから、

軽いショックを溜めていることもあります。

なんともない、と感じている今でも、試してみてください。

するときっとよりリラックスできることを感じていただけると思います。

もちろん他にもいろいろありますね!

アロマやバッチフラワーレメディ、サイキック
マッサージなど。

外側から働きかけて行くやり方。

また身体の使い方、アレクサンダーテクニーク。

つまり、身体の使い方や思い方で、気分も変えて

いける。

このコンセプトとほぼ同じ思考を感じました。

アレクサンダーテクニーク。

立ち方から、思い方から

無駄を排する方向へ行くことで、

問題解決を図ります。

そして、さらに

タオライアー!

432HZのレミラシの4オクターブ。

実際にご体験いただけると、分かります。

こちらも、身体に直接働きかけていく方法です。

やはり身体が一番反応が早く、楽になります!

まだ体験されていない方は、どうぞぜひ体験講座に

お運びください。

https://peraichi.com/landing_pages/view/tx1d3

今日は、自分で自分の世話をするエクササイズについてお伝えしました。

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また、別記事にて、自分自身を癒す方法として、わたしがサイキックマッサージやトラウマ開放のワークで学んだところからシェアしているセルフタッチの方法を書きます。よかったらごらんください。

富山市山室【碧庵】

松倉さん連絡先

mail:r.b.h.hekian@yahoo.com

09023716521

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